宿儺の手下?部下?的なポジションで登場することが増えた「裏梅(うらうめ)」。
しかし、具体的な情報(性別・強さ・術式・領域展開)などを知らない方も多いのではないでしょうか?
なんで、宿儺に仕えているの?
夏油(羂索)との関係性は?
そこで、今回はそんな裏梅について掘り下げて考察していきましょう!
「裏梅」という名前に隠された意味や彼女の強さ(術式・領域展開)なども併せて紹介します。
目次
【呪術廻戦】裏梅(うらうめ)とは?プロフィールを紹介
名 前 | 裏梅 (うらうめ) |
性 別 | 不明 |
年 齢 | 不明 |
呪霊/人間 | 受肉体? 受肉体の名前が氷見汐梨(ひみしおり)? |
階 級 | 不明 |
術 式 | 氷凝呪法 (ひこりじゅほう) |
領域展開 | 不明 |
アニメで裏梅は、白い髪の一部分(後頭部)が赤色のボブヘアーで着物のような服を着ている外見をしています。
見た目は、男性とも女性ともとれる綺麗な顔立ちをしていますが、性別や生い立ちなどの詳細は明かされていません。
ちなみにアニメでの声優は「斎賀みつき」であり女性です。
演技が中性的であり性別はどっち?!という疑問は残ったまま…
7巻第54話初登場時は偽夏油(羂索)と共に行動していて、呪霊か呪術師かもわからない謎に包まれた存在でした。
渋谷事変では虎杖たち呪術高専の人間を一度に凍らせたり、最新話では呪術高専3年の秤金次と互角の戦いを繰り広げていて、かなり強いことも明らかになってきましたね。
【呪術廻戦】裏梅の正体は?宿儺とどんな関係?
謎多き裏梅の正体は、一体なんなのでしょうか?
また、宿儺に仕えているようですが、どんな関係性でキッカケはなんだったのでしょうか?
裏梅の正体とは?
2024年1月4日に発売されたコミックス25巻の情報ですが、裏梅の体は「氷見汐梨(ひみしおり)」という人間である可能性が高いです。
裏梅が氷見汐梨であることの根拠としては夏油(羂索)が「夏油傑、伏黒恵、氷見汐梨を除く全プレイヤーの死亡によって死滅回游を終了する」というルールを追加したからです。
夏油は羂索が脳を入れ替えて乗っ取った元の体です。
伏黒は現在宿儺の受肉元の体。
羂索、宿儺側の人間で残っているのは消去法で裏梅だけなので氷見汐梨は裏梅の受肉元の体ということになります。
また、公式ファンブックで裏梅は宿儺と平安時代から付き合いがあることが分かっています。
ということは、少なくとも1000年前から宿儺の従者だったことは確定ですね。
裏梅と宿儺の関係性
先程も紹介しましたが、宿儺と平安時代から付き合いがあることが分かっています。
人間も食べる宿儺にとって、裏梅は人間を美味しく料理する貴重な人材だったようですね。
関係性を簡単に言うと、宿儺の専属料理人的なポジションだったようです。
24巻215話で宿儺を助ける際に現れた裏梅。
宿儺の肉体を仕上げるための儀式の準備を既に終えていて宿儺に「相変わらず痒いところに手が届く」と褒められていました。
その儀式「浴」の準備には呪霊の核を術式で凍らせる必要があります。
裏梅でないと不可能な作業ですので宿儺も裏梅は自分の側近として認めているのでしょう。
【呪術廻戦】裏梅の強さは?術式・領域展開について解説
裏梅の術式・領域展開について、現時点で判明していることを紹介したいと思います。
術式「氷凝呪法(ひこりじゅほう)」
これまでの話で分かっていることは裏梅の氷を具現化させる氷凝呪法(ひこりじゅほう)という術式です。
また、第46話で「霜凪(しもなぎ)」や「直瀑(ちょくばく)」という技も使用しています。
霜凪(しもなぎ)
手のひらに息を吹きかけて前方を広範囲に凍らせる技。
呪力を偏らせて凍らせる相手を絞ることも可能です。
出力最大の霜凪は範囲数十メートルに及び、完全に覚醒したフィジカルギフテッドの禪院真希を凍らせるほどです。
直瀑(ちょくばく)
自分の周りに氷を発生させて広範囲の相手を凍らせる技。
凍らせて動きを止めた後に上空で作った氷の塊を降らせて致命傷を与えることも可能です。
虎杖たち複数人1級術師総統でも一度に凍らせる強力な技です。
他にも鋭く尖らせた氷塊を呪力を練って作り投げ飛ばしたり、攻撃してきた敵の脚や腕を握るだけで凍らせたりしています。
遠距離、近距離ともに使い勝手のいい術式ですね!
反転術式で怪我の回復もできる
裏梅は脹相からの攻撃を手で受けた際に失った指を反転術式で治していました。
ただし脹相の血液という毒物には対応できていませんでした。
五条からの攻撃も反転術式で治していました。
五条からの攻撃を治した後も傷が痛むと言っていたため回復力は五条や宿儺、秤といった反転術式を得意とする術師より弱めです。
領域展開は使える?
今のところ裏梅が領域展開を使えるかどうかはわかりません。
しかし秤との戦いで今から領域展開をするかのような本気の構えを見せていますね。
これから裏梅の領域展開が見られるかも!
強さは特級術師クラス?
裏梅の強さはギリギリ特級術師クラスであると言えます。
渋谷事変終盤では1級術師の日下部や1級術師相当の脹相を含む複数人の呪術師を一斉に相手にしながら余裕で勝てそうな様子でした。
特急術師である九十九には術式を破られてしまいました。
そして五条には一発でKOされていて、攻撃された傷もしばらく引きずっていた様子でした
強さ的には特級術師未満、1級術師以上あたりと見るのが妥当です。
【呪術廻戦】裏梅に関する疑問を考察・解説してみた!
ここからは、裏梅に関する考察を紹介したいと思います。
見た目・姿は1000年前と違う?
裏梅の1000年前の姿が今の姿と違います。
渋谷事変での裏梅と会った宿儺が「誰だ」と声をかけています。
その後宿儺は少し考えてから「裏梅か!!」と気づきました。
実際に25巻の万の回想シーンの中で登場した1000年前の裏梅は髪形など微妙に姿が違います。
裏梅は1000年前に呪物になって宿儺と同じように現代で受肉したものと考えられます。
獄門疆に1000年閉じ込められていた?
ネット上では裏梅は五条の前に獄門疆に閉じ込められていたという考察がありました。
獄門疆は天元の話では約6年前に羂索が海外で見つけたと言われています。
1000年前羂索が獄門疆を使って裏梅を封印した。となると
宿儺と裏梅が1000年後再会できるようにだったり
羂索が獄門疆の使い方を試したかったなど色々考察できますが…
ただしこの説は25巻の羂索の死滅回游のルール追加により否定されたもの言えます。
「夏油傑、伏黒恵、氷見汐梨を除く全プレイヤーの死亡によって死滅回游を終了する」というルールによって裏梅の受肉元の肉体が氷見汐梨と言えるからです。
羂索は1000年前になんらかの契約の元、宿儺を20本の指という呪物化させています。
裏梅も宿儺に続いて羂索に呪物化してもらったのではないでしょうか。
裏梅の名前から菅原道真と関係アリ?
裏梅という名前から菅原道真と関係があると考察している人もいました。
菅原道真の家紋は「裏梅紋」だからです。
呪術廻戦における菅原道真とは日本三大怨霊の一人で超大物呪術師です。
五条悟は菅原道真の子孫、乙骨憂太は菅原道真の遠縁の子孫にあたります。
裏梅の正体は1000年魔の五条家の人間である可能性があります!
【呪術廻戦】裏梅の登場・戦闘シーン
ここからは、裏梅が登場した場面や戦闘シーンを紹介したいと思います。
第7巻 第53話
呪術高専が捕らえた呪詛師、組屋什造が存在を呪術高専にバラしたところで初登場。
呪術高専東京校と京都校の姉妹校交流戦の最中に乱入してきた呪詛師に指示をしていたのが裏梅です。
夏油は五条や呪術高専に存在をバレるわけにはいかなかったので裏梅を通じて呪詛師に指示を出していたのではないでしょうか。
第11巻 第92話
帳の外で連絡を取る呪術高専の術師のサポートである伊地知を背後から剣で刺す重面。
裏梅は窓を殺して回るように重面に指示していました。
第14巻 第116話~第117話
漏瑚を殺した宿儺の元に現れた裏梅。
「宿儺様、お迎えに参りました」と言う裏梅に対し宿儺は「誰だ」と言います。
一瞬考えた後「裏梅か!!」と気づいた様子でした。
宿儺はその後「八握剣 異戒神将 魔虚羅」を呼び出した伏黒を助けるために移動。
「ゆめ準備を怠るな。またな裏梅」と言われ裏梅は宿儺の真意を理解した様子で「お待ち申しております」と言い裏梅と宿儺は別れました。
裏梅の名前が明らかになった瞬間です!
宿儺との関係性も少し見えました!
第16巻 第134話~第136話
羂索が呪術高専の術師と戦っているところに乱入しました。
脹相の「穿血」を両手で受け止め、氷凝呪法の「霜凪」で呪術高専の術師を一斉に凍らせるなど圧倒的な強さを見せました。
九十九が登場しなければ、裏梅の氷凝呪法「直瀑」で全員倒されているところでした。
第23巻 第200話~第201話
羂索のお供としてアメリカ首脳との会談に参加。
アメリカの首脳陣に呪霊が見えるメガネを渡したり、羂索が出した低級呪霊を凍らせたりして羂索のアシスタントをしていました。
第24巻 第209話
羂索とともに宿儺のための「浴」が可能な場所を探していました。
そこで羂索が結界内に米軍を投入した理由を聞いていました。
第24巻 第215話~216話
虎杖から伏黒に受肉先を乗り換えた宿儺の元に現れた裏梅。
出力最大の「霜凪」を発動し虎杖と真希を凍り付かせて宿儺を助けました。
裏梅は宿儺に「浴」の用意を済ませていることを伝えます。
「相変わらず痒いところに手が届く」と宿儺に褒められて裏梅は嬉しそうにしていました。
鵺に乗った宿儺と裏梅は氷から出てきて追ってくる虎杖を上空から見下ろして笑いながら去りました。
その後用意した「浴」をおこなう場所に着き、宿儺の「浴」をおこないました。
第25巻 第219話
万の1000年前の回想に登場。
裏梅は宿儺のお供をしていました。
万が宿儺に近寄り抱き着いたところに「控えろ下﨟!!」と言いながら万の腕を凍らせました。
第25巻 第221話~第222話
獄門疆から復活した五条から羂索を守るために宿儺と共に登場した裏梅。
五条は宿儺に対して「悠仁から逃げた奴が尻捲ってみっともねえなあ!!間抜け!!」と煽りました。
「貴様っ!!」と怒って襲い掛かろうとした裏梅ですが五条に「てめえは誰だよ」と一撃で吹き飛ばされてしまいました。
現代最強の術師五条相手には手も足も出ませんでした…
裏梅は五条と宿儺の戦いの約束の日までの間に残りの宿儺の指を探してきました。
五条から受けた傷は反転術式で治したようですがまだ少し痛むようでした。
第237話
裏梅は五条VS宿儺の戦いが終わったあとに現れた鹿紫雲を止めるべく現れました。
上空から氷塊とともに落ちてきましたがさらに上空から現れた秤の領域展開によって阻まれます。
しかし氷塊はそのまま宿儺に落下。
氷塊から溶け出たのは万が命と引き換えに作った呪具「神武解」です。
宿儺は神武解を手にして鹿紫雲との戦闘を開始しました。
【呪術廻戦】最新話で裏梅はどうなっている?
裏梅が最後に登場したのは第245話です。
秤の領域展開から出てきた裏梅はそのまま秤との戦闘を開始しました。
秤の再生力に驚いていますが、秤の強さを認めた上で「全力をで潰す」宣言。
配管を凍結、破裂させて周りを水分で満たしていますが、領域展開するつもりなのでしょうか?!
まとめ
- 裏梅は宿儺の1000年前の専属料理人!
- 初登場は7巻53話で現在も生存!
- 氷の術式氷凝呪法の使い手!
- 領域展開できるかは不明ですが特級術師に近いレベルの強さ!
今回は裏梅の正体についての解説記事でした。
裏梅は宿儺と1000年前から付き合いのある専属料理人でかなり強い術師であることが判明しています。
ここからさらに裏梅についての掘り下げや戦闘シーンも見られるのでしょうか。
今後の展開が気になりますね!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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