本サイトはプロモーションが含まれています

作者の原作:ずいの、作画:系山冏が描く人気青年漫画「税金で買った本」。

今回はそんな「税金で買った本」の2巻(7話~14話)のネタバレとあらすじを紹介致します!

前巻のネタバレあらすじの確認や次巻の展開予想なども紹介していますのでぜひ最後までご覧になってください。

8巻まで配信中!

漫画「税金で買った本」前巻のネタバレあらすじ

「税金で買った本」2巻(7話~14話)のネタバレを読む前に前巻の内容をおさらいしておきましょう!

前巻はこんな内容でした▼
  • 図書館に用事があって地元の図書館に10年ぶりに訪れた男子高校生、石平くん
  • 図書館にやってくる色々な利用者たちの行動に興味を持った石平くん
  • 好奇心旺盛な石平くんは図書館でアルバイトを始めることに!

前巻で印象に残っているシーンはやはり本を借りたいと思ったけど、借りれなかった理由を知ってちゃんと弁償しようと思ったシーンところでしょうか。

今回紹介する2巻(7話~14話)ではなんと図書館の色々な職員たち出てきて、石平くんが色々と学んでいくます!

漫画「税金で買った本」2巻(7話~14話)のネタバレあらすじ

収録話
  • 7話:放浪する青(下)
  • 8話:おすそわけの魔法
  • 9話:フランケンシュタイン
  • 10話:屋根裏の散歩者
  • 11話:YA! ENTERTAINMENT
  • 12話:三びきのやぎのがらがらどん
  • 13話:三びきのやぎのがらがらどん 大型版
  • 14話:放浪する青 新装版

7話:放浪する青(下)

図書館でのアルバイト帰り、石平くんの前に現れたのは高校の同級生である灰坂と山田。

2人は石平くんが最近図書館に行っていることが気にいらず今更いい子ちゃんぶるのか、とつっかかってきました。

石平くんは図書館に通っているのはアルバイトのためだと否定すると、背後に同じ図書館員の白井さんが現れます。

話に関係にない白井さんの登場にびっくりした山田が突っかかろうとしますが、屈強な見た目に勝てないと気圧されます。

結局灰坂と山田はそのまま石平くんを残して帰ることに。

2人が帰ったと同時に白井さんも帰ろうとしますが、さっきの会話を聞いていた白井さんからダサイといわれたことを気にしていました。

理由を聞かれて、白井さんは勉強すること自体を恥ずかしいみたいに受け取ったことを指摘。

誰かに言われて自分のやりたいことをやめることがダサイと言われました。

それを聞いて石平くんはショックを受けると、白井さんは慌てて以前「十六夜、十七夜」の読み方を調べたことを話し始めます。

十六夜のほうが有名な理由、十七夜のほうが浸透度が低い理由を説明され、石平くんは納得します。

納得しつつ、石平くんは昔読んだとある本のラストが今読みかえるとがらっと変わっていたことを話します。

その本は十六夜かなきの「放浪する青」という作品で、元はライトノベル作品でしたが一般書籍にするために大幅に加筆されたものだったのです。

それを聞いて、結末が変わっても問題ない、むしろそれはありだということを知ったのでした。

8話:おすそわけの魔法

寄贈担当の今村さんは困っていました。

寄贈とは図書館利用者がいらなくなった本を寄付してくれる制度のことで、今村さんが寄贈担当になって1年半でダンボール10箱以上もたまってしまっていました。

貰うのはタダですが、図書館には無限に場所があるわけではないため選ばねばなりません。

しかし今村さんは頼まれると断れない性格のため、どうしても受け取ってしまいがち。

それを聞いたい早瀬丸さんから過去に母親が自分のためにお菓子をたくさん作ってくれたが、ある日限界で来て断ったことを話しました。

時には断ることも大事、だと教えるとタイミングよく利用者が来ました。

利用者が持ってきたのは「おすそわけの魔法」という本で、数はなんと10冊!

人気のある本ですが、すでに図書館には複本が4冊もあるためこれ以上はいりません。

なんとか断ろうとして、今村さんは利用者がいらないものは図書館もいらない、と言ってしまいました。

ショックを受ける利用者に、なぜ同じ本を10冊も持ってきたのか、と聞きました。

以前参加したセミナーで断れず、購入してしまった経緯があったのです。

それを聞いて、自分が必要のない本を買って、それを誰かに渡して本当に幸せになるのか、と諭しました。

その言葉に利用者は納得、寄贈の話はなしになったのです。

9話:フランケンシュタイン

図書館でいつものように配下作業を終えた石平くんはとある本を借りました。

「フランケンシュタイン」の本で、お昼休みが被った早瀬丸さんとその本について盛り上がります。

話をしていると、早瀬丸さんが突然昔、とある化け物を生み出してしまった、という話を始めます。

数年前、まだ早瀬丸さんが入ったばかりの頃、本について気になることを聞くレファレンスの利用電話の対応していた時のことです。

対応をするも、相手は明らかにセクハラ目的の内容で、早瀬丸さんが必死に耐えていると、後ろに現れたのはまだ筋トレをする前の白井さん。

白井さんは早瀬丸さんから電話を替わると、電話の相手は無言で切りました。

その日、仕事終わりに早瀬丸さんは白井さんに話しかけると、白井さんは図書館は弱い人のために存在する場所だと話し始めます。

ネットが使えない老人、お金が少ない学生、まだ自分で本を購入できない小さい子ども。

色々な人のために図書館は存在しているおり、その善意のサービスを悪用している利用者が一番腹が立ちます。

そういった利用者に対抗する手段を白井さんは見出そうとしたところ、早瀬丸さんは思わず体を鍛えてみるのはどうだろう、と提案してしまいました。

白井さんはすぐにその案を受け入れ、今の白井さんが誕生したのです。

自分の軽率な一言で今の白井さんを生み出したことに早瀬丸さんは後悔していますが、白井さんはむしろ感謝していました。

しかし早瀬丸さんからしたら歩く狂気になってしまったことを未だに後悔していたのです。

10話:屋根裏の散歩者

ある日の図書館、1人の少年が石平くんのことをつけていました。

早瀬丸さんは石平くんに話しかけづらい事情があると察し、代わりに担当しようとすると少年が何かを話す前に石平くんがやってきてしまいました。

驚いた少年は本棚の上に飛び乗ると、そのまま石平くんと目が合ってしまいました。

少年の正体は石平くんの友達である山田。

彼はなぜ最近石平くんが図書館に入り浸っているのか、その理由が知りたくて単独でやってきたと説明。

それを聞いた石平くんは「屋根裏の散歩者」という本を一度読んでみるといいと言いました。

小説などを読んだことがない山田は戸惑いつつ、こんな小難しい本を読んでいて楽しいのか、と石平くんに聞きます。

石平くんは頭の良し悪しなど関係なく、面白いから読んでいると返答。

それでも読み進めるのが大変だと感じた山田に、石平くんは何か別の方法はないかと早瀬丸さんに聞きに行きます。

図書館には耳が不自由な人のために朗読CDや映画などがそろっていると説明。

山田は朗読CDに興味を示し、約90分の朗読CDで「屋根裏の散歩者」を聞くことにしました。

話の中で、なぜ石平くんがこれを勧めてくれたのか、なんとなく察しながら最後は寝落ちしてしまいます。

話の内容はいまいちわからなかったけど、石平くんのことがちょっとわかった気がして山田は満足そうに帰っていきました。

11話:YA! ENTERTAINMENT

利用者が少ないという理由で今日の石平くんの担当はヤングアダルト。

ヤングアダルトとは大人向けの一般書籍と児童書の中間で、ちょうど石平くんぐらいの年齢の子向けの作品です。

そのジャンルの配下作業をしようとしていたところ、図書館職員で児童係の朝野さんに声を掛けられました。

朝野さんは仕事終わりに頼みごとがあると言って仕事に戻っていきます。

朝野さんは子どもにも優しく、いい人のイメージでしたが仕事終わりに会ってみるとイメージとは真逆で怖い印象を持ちました。

ただ怒っていたのではなく、これが本来の朝野さんだったのです。

朝野さんは児童係でやっている子ども向けのおはなし会の読み聞かせ役を石平くんにやってほしいと打診してきました。

読み聞かせは給料は出ず、基本的にほかの業務をしている図書館員が時折手伝ってくれる程度でした。

なぜ石平くんが選ばれたかというと、仕事中に子どもから話しかけられてもちゃんと応対ができ、予想外の出来事への適応力も高いことが選ばれた理由でした。

それを聞いて石平くんは照れてどうしようかと悩んでいると、朝野さんはまだ石平くんには早かったかな!と早々に身を引いてしまいました。

その行動にバカにされたと感じた石平くんは速攻で読み聞かせをすることを承諾してしまいました。

12話:三びきのやぎのがらがらどん

おはなし会で読み聞かせ担当をすることになった石平くん。

しかし中々本が決まらず、苦戦していました。

朝野さん側で本を選ぶこともできますが、できれば自分の手で選んでこの本を読んであげたいと思った本を読んでもらいたいのです。

児童書には対象年齢が存在しており、今回の読み聞かせ会の対象年齢は5歳の子どもたち。

赤ちゃん向けの簡単なものでもなく、長い話でもなく、教訓に合わせたものでもいい、と伝えると石平くんはそれ自体が押し付けがましいから嫌だと否定します。

石平くんなりのポリシーで絵本を選んでいることを再認識した朝野さんは石平くんの手元にあった「三びきのやぎのがらがらどん」を読もうと提案します。

この本はさっきからずっと石平くんがちら見をしていたことを、朝野さんは気づいていました。

教訓めいた内容でもなく、エンタメ重視かつ5分程度で読み終える本でした。

絵本を読む場所は児童室の指定の場所で、当日はカーテンを引いて多少の防音対策をすると話をする朝野さん。

それを聞いた石平くんは何かのイタズラを思いついた表情を浮かべました。

13話:三びきのやぎのがらがらどん 大型版

早速「三びきのやぎのがらがらどう」の読み聞かせ練習を朝野さんの指導の下始めた石平くん。

読み聞かせと一口に言っても持ち方からページを捲る速度、手で絵を隠さない様にしたり、内容は暗記すると言った風に細かい指導が入ります。

そして読み聞かせ当日、お休みの早瀬丸さんはわざわざ私服で見に行き、仕事中の白井さんも仕事を終わらせて参加することにしました。

緊張しつつもよどみなく読み聞かせ、子どもへの対応も完璧な石平くんの姿を見て早瀬丸さんはちょとだけ嬉しそうでした。

そしていよいよ終盤に差し掛かった頃、石平くんは大声でセリフを言ったのでした。

聞いていた子どもたちはびっくり、早瀬丸さんたちも思わず固まってしまいました。

無事に読み聞かせが終わると、泣いちゃう子とニコニコと嬉しそうな子と反応は半々でした。

それは児童係の人たちも半々の反応でしたが、子どもの1人が帰り際、嬉しそうに石平くんに楽しかったことを伝えてくれました。

その反応にちょっと気恥ずかしさを覚えた石平くんはつい図書館の外に出ようとしたところ、そこにいたのは灰坂でした。

灰坂は子どもたち相手に絵本の読み聞かせをしていた石平くんに苛立っており、思わず掴みかかろうとしたとき、背後に「三びきのやぎのがらがらどん」のやぎお面を被った白井さんが無言で現れたのでした。

14話:放浪する青 新装版

読み聞かせ後に図書館の玄関で灰坂と出くわしてしまった石平くん。

そこに現れたのは「三びきのやぎのがらがらどん」のお面を被った白井さんでした。

白井さんは灰坂を捕まえて、石平くんの指示の元室内へ連れて行きます。

そして2人はそのまま外の景色が見れる休憩室へと向かいます。

ずっと昔に親と通っていた話を石平くんがすると、灰坂はなぜ普通に喧嘩してくれないのか、と。

喧嘩をしたくない、と石平くんがいうと灰坂はなぜ石平くんにここまで執着しているのか理由を話してくれました。

自分では年上に媚びることとしかできないが、石平くんは上級生相手でも負けずに喧嘩に立ち向かう姿を見て、憧れを抱いていたのです。

その理由を聞いて石平くんは偉そうにあれしろ、これしろと命令されるのが嫌いなだけと説明。

さらに石平くんは自分が小さい頃に読んだとある本の影響で「自由」への憧れが強いことを話し始めます。

学校などのルールが決まっている場所は嫌いで、自由でありたいと。

灰坂に誘われてとあるグループに入ったけど、そこでは暗黙の了解があるため本当の自由がないと悟ってしまったのです。

そして自由を再認識するため図書館にやってきた経緯まで説明しました。

好きだった本の結末が変わったことにショックを受け、けれど結末が変わってもいい、それもありじゃないか、という新しい価値観を得たことを教えてくれました。

それを聞いた灰坂は石平くんをグループに戻すことを諦めて、帰っていきました。

漫画「税金で買った本」次巻の展開予想

次回の「税金で買った本」は3巻になります。

無事に灰坂との言い合いを終えた石平くんは、働いている図書館で色々なことは起こりそうな予感がします。

2巻では図書館職員の仕事内容などが紹介されていましたが、3巻でも図書館のお仕事内容がたっぷりと収録されている可能性が高そうです!

図書館のマナーやこれはやっちゃいけないルールなども知れちゃうかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

漫画「税金で買った本」2巻(7話~14話)のネタバレあらすじを紹介しました。

実際に読んだ感想としては、図書館の仕事内容や利用者としてどういう風に利用すればいいのかなどがわかりやすく描かれているためとても参考になる、というものでした。

次巻である3巻(15話~22話)では図書館のルールが知れる展開になると予想しています。

今後「税金で買った本」の物語がどのような結末になるのか非常に楽しみですね♪

コメントを投稿する コメントフォームを閉じる

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です