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作者の原作:ずいの、作画:系山冏が描く人気青年漫画「税金で買った本」。

今回はそんな「税金で買った本」の6巻(39話~46話)のネタバレとあらすじを紹介致します!

前巻のネタバレあらすじの確認や次巻の展開予想なども紹介していますのでぜひ最後までご覧になってください。

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漫画「税金で買った本」前巻のネタバレあらすじ

「税金で買った本」の6巻(39話~46話)のネタバレを読む前に前巻である「税金で買った本」の5巻(31話~38話)の内容をおさらいしておきましょう!

前巻はこんな内容でした▼
  • 図書館員の大半は非正規職員
  • 長時間本が日に当たってしまうと、日焼けで文字が消えてしまうことがある
  • 図書館などで作られたキャラクターは「職務著作」というものに分類される

前巻で印象に残っているシーンは図書館の職員の大半が非正規職員で、長くいる人ほど非正規だということが判明したことです。

漫画「税金で買った本」6巻(39話~46話)のネタバレあらすじ

収録話
  • 39話:100万回死んだねこ
  • 40話:日本文学全集
  • 41話:はたらくくるま①
  • 42話:はたらくくるま②
  • 43話:はたらくくるま③
  • 44話:ワキガ:多汗症を治す
  • 45話:アンガーマネジメント 実例集
  • 46話:アンガーマネジメント 怒りの構造

39話:100万回死んだねこ

図書館のカウンターで利用者がとある本を探していました。

たまたま利用者が求めている本の名前が聞こえた朝野さんは持っていた「100万回生きたねこ」の絵本を取り出すも、それは違っていたのです。

早瀬丸さんのそばにいた石平くんは利用者の人が言っている「100万回死んだねこ」というタイトルの本を取り出しました。

利用者が探していたのはよく聞くけど聞き間違えやすいタイトルが集められた本だったのです。

それを聞いた石平くんは事務所で早瀬丸さんと朝野さんに、例の本に書かれていた間違えやすいタイトル90個のうち40個は正解が当たられると言います。

早瀬丸さんは石平くんが正解を当てられる理由は配架で人気のある本やよく借りられる本を本棚に戻すため、必然的に覚えてしまうというわけです。

そういう本のタイトルを覚えておくと、レファレンスとかで役立つことがあるため、図書館で働いている人ならすりこみのような感じで覚えてしまうようです。

それを聞いた石平くんはまるで学校の勉強みたいでいやだ、と言いますが、朝野さんは自分でテストみたいなことをしたのだから同じでしょ、と返します。

配架の仕事に戻った石平くんは、朝野さんに指摘されたことが頭を巡ってしまいます。

これまで学校で「勉強をさせられる」ということが嫌いで逃げてきて、誰の目にも触れず、好き勝手にできるから図書館に来ています。

誰かに褒められるために本を読んでいるわけじゃない、と自分に言い聞かせていると利用者の声が聞こえてきました。

利用者は漢字の読み方を間違えているとある作者の本を探していたのです。

配架の仕事をしていた石平くんは作者の名前も読み方も知っていますが、教えるのが恥ずかしくてもだもだしてしまいます。

そのまま利用者が帰ってしまいそうになったとき、思わず石平くんは正しい読み方を教えてあげました。

教えてもらった利用者は喜び、石平くんにお礼を言うと、石平くんはちょっと恥ずかしいけど嬉しい気持ちになりました。

40話:日本文学全集

ある時、茉莉野は寄贈担当の今村さんのところに寄贈された「日本文学全集」がどうなっているか尋ねに来ました。

まだ何も手を付けていない状態だと教えると、明後日までに下してほしいと無理難題を頼まれました。

冊数も多いためすぐにはできないと断るも、茉莉野はなぜすぐにできないのかと怒ってきました。

そばで聞いていた白井さんが説明を始めます。

図書館で購入している本の9割はTRCで作成したものを購入していますが、TRCが作っていないマニアックな本やローカルな書籍は職員が作成していたのです。

TRCとは図書館の本をすぐに調べられるように本の情報をまとめた書誌データのことです。

寄贈された本は小さな出版社で作成された本のため、TRCがありませんが、すぐに作ればいいと茉莉野は言ってきます。

しかしTRCもなく、24冊もある書籍をすぐに作成できるはずがないと怒りを露わにしますが、なぜこんな古い本がいま必要なのか、ということに白井さんが気付きます。

実は1か月前、茉莉野はこの本を寄贈された方から来月の講演会で寄贈本の貸出をしたいけど準備はできるか、と聞かれてしまったのです。

それを今になって言われてしまったため、白井さんと今村さんは急いで貸し出しの準備を始めることに。

翌日、助っ人に現れたのはなんと石平くんでした。

石平くんは学校でブッカー掛けの経験があるため、寄贈本24冊分はあっという間に終わりました。

さらに翌日、なんとか講演会に間に合った寄贈本ですが、今村さんたちは疲労困憊状態でした。

無事に終わりましたが、最後の最後まで茉莉野は白井さんと今村さんにお礼を言うことはありませんでした。

41話:はたらくくるま①

図書館にやってきて早々、石平くんは朝野さんに移動図書館の手伝いをしてほしいと言われます。

石平くんたちが住んでいる市は広いため、定期的にバスで本の貸し借り移動をしていたのです。

本来であれば図書館職員内で一番力のある白井さんが行きますが、今回はお休みだったのです。

そのため3番前に力があり、なおかつ移動図書館の日が期末テスト最終日という理由で選ばれたのです。

移動図書館当日、車を見に行くと本棚が車の外に設置されており、石平くんは大興奮!

出発の時間までコンテナの準備をしようとした矢先、石平くんと朝野さんを見てニヤニヤしている男性がいました。

気になって近づくと、その人は今回の移動図書館の運転手で2番目に力が強い繁松さんでした。

コンテナに本を詰め込んで早速出発すると、最初に向かった先は峠の向こうの小学校でした。

峠の先にある山の学校に通っている子どもたちは自力で図書館に行けないため、定期的に回っていたのです。

早速学校に付くと、本の準備を始めることに。

42話:はたらくくるま②

小学校では本を借りる前に本を返してから、というルールがあるため本を返す子どもたちで最初は溢れかえるということです。

準備を終えて昼休みを待っていると、子どもたちがワッ!と一斉に現れました。

石平くんは朝野さんのサポートに回ることになり、返却されていく本の中身を調べて忘れ物をチェックしていきます。

返却された本はコンテナに積めると、今度は借りていく子たちの手に渡っていきます。

コンテナの本がある程度落ち着くと、次は移動図書館のほうに子どもたちは向かっていきます。

子どもたちの様子を見ていると、1人の少年が繁松さんに話しかけてきました。

繁松さんは石平くんのほうが詳しいと言って投げると、その少年は朝野さんの子どもでした。

朝野さんの子どもは図書館の車について知りたいというので、調べることに。

調べながら、石平くんは子どもたちの嬉しそうな表情を見て、自分もかつて親に図書館に連れてこられたとき、同じような気持ちだったことを思い出します。

昼休みが終わり、子どもたちが学校に戻っていくとここでの仕事も終わり、次の場所へ移動します。

コンテナに本を戻しながら、石平くんは次の場所もこんな感じなのか、と繁松さんに尋ねます。

しかし次の場所は公民館前で、利用するのはたった1人だけでした。

数字的にはあまり意味はありませんが、図書館は税金で買った本を貸し借りしているため、これだけ本が借りられました、という実績のためにオマケで立ち寄る程度でも来る価値はあります。

そんな話をしていると、利用者の1人がやってきて、本の貸し借りをしていきます。

足を悪くしている利用者は月に1回でも本を借りれるということは楽しみだと言ってくれたのです。

利用者のそんな反応に、石平くんはここに来る価値はあるんだな、と納得しました。

43話:はたらくくるま③

石平くんが移動図書館を手伝ったことを白井さん羨ましがっていました。

普段、白井さんは本の修理や整備がメインで、弁償の際に利用者と話しますが大体が弁償の話なんでストレスがたまってしまいます。

それに対して移動図書館を利用する人たちは純粋に本を借りて行ってくれて、純粋に喜んでくれるためなるべく行きたいということでした。

そんな話をしていると繁松さんが現れ、移動図書館を利用している子ども1人が本を失くしてしまったことを教えてくれました。

さらに見つからないため弁償という話なのですが、場所が遠いため郵送での弁償でもいいか、と親から連絡があったのです。

しかし郵送での弁償自体、前例がないためできればちゃんと正式な手続きをしてほしいと白井さんは言います。

弁償本は郵送でもいいですが、弁償届出の書類は本人か保護者の直筆サインがいるといいます。

なぜ弁償届出が必要なのか、そばにいた角野さんに繁松さんが訪ねると、ようは同意書のようなものだと説明されます。

弁償したけど、やっぱり本を返して!となったときに弁償届出にサインがあれば同意したとみなされるためです。

できれば来館して同意書にサインがほしいが、現実問題、来館が無理なのであれば、代筆でもいいのでは、と角野さんは言います。

それならばもっと上の人、中間管理職の係長の許可を得るために係長のところへ向かいます。

早速係長に弁償本の郵送について許可を得ると、弁償本は郵送、弁償届出は代筆でいいとのことでした。

無事に話が付いたことに繁松さんはこれで夏休み前に弁償の件で子どもが悩まなくていい、と安堵の表情を浮かべます。

44話:ワキガ:多汗症を治す

以前、本について匂いがとれず弁償問題となった利用者が図書館にいるのに配架中の石平くんは見つけました。

よく見てみると、彼女は窓辺で本を読んでいる青年を見つめていました。

気になって青年に近づいてみると、酸っぱい匂いが一気に鼻に飛び込んでくると、周りの利用者たちもあからさまに嫌そうな表情で青年を避けていました。

匂いのせいでほかの利用者はその書架の傍に近づけないでいました。

そんな石平くんの様子を見ていた、利用者の女子高生は何か言おうとしていたのか、と問いかけます。

お風呂に入ったかどうかを聞こうとしたことをいうと、女子高生は怒りを露わにします。

青年は見た目がとても綺麗で、貧乏でお風呂に入っていない感じはしないけど、あの匂いの正体は気になります。

おそらく青年は自分の臭いに悩んでおり、柔軟剤や強い香りがする洗濯洗剤など色々なものが混ざった結果、今のような強烈な匂いになってしまったのです。

女子高生はかつて自分のにおいに悩んでいたため、青年に感情移入していましたが、ずっと図書館にいられては仕事になりません。

その話をカウンターにいる早瀬丸さんに伝えに行くと、匂いは中々注意しづらいと言われました。

大声などと違い、匂いは人によるためそれが理由での注意はしづらいものなのです。

早瀬丸さんは配慮して伝えるとはいうものの、女子高生はかつて自分が同じ目に遭った上、青年は人に知られたくない何かを調べるためにここにきていると指摘。

その後、気になった女子高生は青年の傍で本を読んでいると、マスクをした石平くんがなぜか登場。

さらに今度は早瀬丸さんが登場し、込み合っているため誰か移動してくれないか、とお願いします。

青年が移動することになると、石平くんは直接言うと傷つくのであればああいう風に移動をしてもらえれば匂いも軽減され仕事もできる、という気遣いをしたと教えてくれました。

45話:アンガーマネジメント 実例集

夏休みでアルバイトが休みの石平くんは今日も図書館にやってきました。

図書館で早瀬丸さんたちが働いている姿を見ていると、リリアンという本を探しに来た利用者が現れます。

リリアンという言葉に石平くんは白井さんが作成した「クソ利用者図鑑」に出てくる利用者だとすぐに気づきます。

図鑑に描かれていた通りだと感心していると、今度は同じアルバイトの島本さんの姿が見えて近づきます。

そこにいたはなぜか島本さんにアンケートを取っている謎の利用者がいました。

その人も「クソ利用者図鑑」に描かれていた利用者でした。

すると次に石平くんの前に現れたのはその場でズボンを脱ごうとしていた変態の利用者でした。

その人も図鑑に描かれており、石平くんが大声を出すと変態利用者は即座に逃げていきます。

変態がいたことを早瀬丸さんに教えると、白井さんや石平くんが休みということもあって普段よりもヤバい利用者が多かったのです。

そんな話をしていると、今度はカウンターから大声が聞こえました。

カウンターに行くとまたもや図鑑に描かれていた利用者で、発売当日の雑誌が読めなくて女性職員に怒鳴っている利用者でした。

止めようとした瞬間、石平くんは早速起こっている利用者に近づいてしまいました。

実は石平くん自身も「クソ利用者図鑑」に入っており、彼の場合、異常な知識欲、読めない行動パターンのせいで何をしでかすかわからない爆弾のような扱いをされていたのです。

ほかに止める人がいないけど、早く止めないと喧嘩が起こるとカウンターにいる梨原さんは止めようとします。

46話:アンガーマネジメント 怒りの構造

利用者と喧嘩をしそうな石平くんですが、なぜか彼はカウンターにいる梨原さんに先に雑誌が読みたいと言い出したのです。

なぜ石平くんがそんなことを言い出したのかわかりませんが、譲り合いで読んでほしいと梨原さんがいいます。

石平くんは利用者に譲ってほしいとお願いしますが、利用者は譲らず、むしろビジネス雑誌のため理解できないだろうと怒鳴ってきます。

しかし利用者は世間を知らない石平くんやぬくぬくと楽をしている図書館員たちとバカにしてきます。

それを聞いた石平くんは無言で利用者を睨みつけていると、早瀬丸さんが急いで例の雑誌を持ってやってきました。

利用者はイラつきながら雑誌を受け取り、石平くんは早瀬丸さんと事務所へ。

そこでなぜ利用者を怒らせたのか、と聞くと以前、白井さんと話した時に利用者に怒りを覚えた際、どうやって怒りを鎮めているのか、ということを聞いたときのことです。

白井さんは「アンガーマネジメント」の本を取りだし、ここの書かれているのは怒りのコントロール方法や鎮め方についてです。

これに近いことを白井さんは無意識のうちに取り組んでいたことを知り、石平くんも渡された本を読んでみることに。

その本に書かれていたのは怒りの感情の下にはほかにも色々な感情が隠れている、と。

それを読んでさっきの怒っていた利用者はなにに怒っているのか、その下に隠れている感情が気になったけど素直に聞いても教えてくれないだろうから自分に怒りを向けたと。

話して気づいたのはあの利用者は図書館職員や公務員を見下しており、自分は偉い、褒められたいという気持ちが水面下にあるのでは、と気づいたのです。

漫画「税金で買った本」次巻の展開予想

次回の「税金で買った本」の7巻(47話~54話)になります。

図書館によってルールやマナーが違いますし、迷惑な利用者もいます。

おそらく7巻でも迷惑な利用者が出てくるかと思われます。

さらに日々図書館員として成長していく石平くんのさらなる成長が見込めそうな予感がします!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

漫画「税金で買った本」の6巻(39話~46話)のネタバレあらすじを紹介しました。

実際に読んだ感想としては、移動図書館の存在や本のタイトルが作品の内容にマッチしていることなど読みごたえは抜群です。

次巻である「税金で買った本」の7巻(46話~54話)では石平くんのさらなる成長があると予想しています。

今後「税金で買った本」の物語がどのような結末になるのか非常に楽しみですね♪

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