本サイトはプロモーションが含まれています

作者の原作:ずいの、作画:系山冏が描く人気青年漫画「税金で買った本」。

今回はそんな「税金で買った本」の5巻(31話~38話)のネタバレとあらすじを紹介致します!

前巻のネタバレあらすじの確認や次巻の展開予想なども紹介していますのでぜひ最後までご覧になってください。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 100002342800001.jpg
8巻まで配信中!

漫画「税金で買った本」前巻のネタバレあらすじ

「税金で買った本」の5巻(31話~38話)のネタバレを読む前に前巻である「税金で買った本」の4巻(23話~30話)の内容をおさらいしておきましょう!

前巻はこんな内容でした▼
  • 返却した本は図書館によっては一度書架に戻すルール
  • 弁償予定の本は借りた人以外が弁償しても問題なし
  • 家族と言えど、人のカードで本の貸し借りは厳禁!

前巻で印象に残っているシーンは図書館によってルールは異なりますが、一度借りた本は図書館に返さないといけないというのは驚きですね。

漫画「税金で買った本」5巻(31話~38話)のネタバレあらすじ

収録話
  • 31話:新・自転車”道交法”BOOK
  • 32話:公務員白書 1年版
  • 33話:公務員白書 2年版
  • 34話:公務員白書 3年版
  • 35話:プロが教えるお金の増やし方
  • 36話:世界一美しい図書館
  • 37話:ゆるキャラ大図鑑
  • 38話:恩讐(おんしゅう)の彼方に 改版

31話:新・自転車”道交法”BOOK

額に大怪我をした利用者が本を返却しに来ました。

しかし運悪く、返却時に本に怪我したところからの出血が付着!

汚れていたのは表面だけでしたが、血が付いてしまったということで結局弁償することになってしまいます。

なぜ怪我をして来館したのかというと、図書館前のバス停で走ってきた自転車にひき逃げされてしまったのです。

そんな話をした後日、石平くんはバスに乗車後、実際に猛スピードで駆け抜けていった自転車と出くわしてしまったのです。

危険な目に遭ったという理由から石平くんはどうやったらあの自転車を捕まえられるか、早速図書館で調べることに。

調べ終えた石平くんは白井さんに声を掛け、翌日の朝、霊のバス停に来てほしいと頼みます。

そして翌日、白井さんは言われたとおりバス停で待っていると一台の自転車が駆け抜けてきました。

その瞬間、バス停にバスが到着すると、石平くんはバスの昇降口から思いっきり自転車に向かって飛び膝蹴りをかましたのです!

待っていた白井さんが自転車の子を受け止め、無事に大怪我にはならずにすみました。

自転車の主はなんと石平くんと同じ高校の子で、そのあとは例のけがをした利用者にも弁済が済み、事なきを得ました。

32話:公務員白書 1年版

いつも通り配架の仕事をしていた石平くんは見慣れない女性に声を掛けられます。

彼女は一枚の紙を石平くんに差出、早紀にこちらを処理するように指示をします。

書架の仕事があると断ろうとしますが、女性は聞かず、石平くんに仕事を押し付けてどこかへ行ってしまいました。

嫌々ながら頼まれた仕事、ネット予約の本を集めてきた石平くんはカウンターにいた早瀬丸さんに早速愚痴りました。

石平くんに仕事を押し付けてきたのは配属されたばかりの茉莉野という女性でした。

茉莉野は石平くんがこなしてくれた仕事のお礼も言わず、すぐさま別の仕事を始めます。

しかし色々と余計なことをしてしまっており、あっという間に既存の図書館員たちから総スカンを受けることに。

実は茉莉野さんはいいところの大学を出ており、これまで色々な市役所系の仕事に所属してきました。

ですが彼女は頼まれた仕事をこなさず、自分がやりたい仕事だけをやってきたためどこにいっても長続きせず・・・。

配属先で面倒が見れなくなるたびに移動させられ、現在は図書館に島流しという形で配属されてしまったのです。

図書館が大好きな石平くんは島流しという言葉にイラッとしていると、茉莉野と話をしてきた角野さんが戻ってきました。

角野さんの様子を見て、白井さんは自分たちと角野さんへの態度が違うことを指摘します。

非正規職員のことを見下しており、面倒な業務は押し付け自分は上層部が好きな仕事で評価をされる。

そんな茉莉野のやり方に白井さんは怒りを露わにします。

33話:公務員白書 2年版

角野さんたちが茉莉野の対応に手を焼いていると、石平くんは非正規という言葉に疑問を抱きます。

実はこの図書館は角野さん以外の職員の大半が非正規職員だったのです。

早瀬丸さんたちが非正規職員と聞いて石平くんは驚きます。

石平くんは学生アルバイトなので働いている時間は短いですが、それ以外のみんなも同じ立場だったのです。

驚く石平くんに角野さんは全国的な問題だと取り上げます。

図書館員の大半が非正規職員だったのです。

採用試験に受かれば正規職員になれますが、正規職員には移動があるためずっと図書館で働くことは現実的には無理です。

しかも図書館への採用枠は非常に倍率が高くもあります。

専門的な知識も技術も持ちえない正規職員のほうが立場が上で、専門的な知識のある非正規職員のほうが立場は下なのです。

それを聞いた石平くんは非正規職員たちの不満が爆発したら正規職員が困るだろう、と何か悪いことを企てます。

後日、茉莉野は職員の大半に嫌われてしまい、残ったのは児童係の朝野さんだけでした。

朝野さんいわく、茉莉野は出世欲というより褒められたい、認められたい承認欲求が強いのではないかと言います。

その頃、茉莉野は事務作業を嫌々こなしていました。

誰でもできる簡単な仕事は非正規職員たちに押し付けて、自分はもっと魅力的でやりがいのある仕事をしなければいけないと思い込んでいました。

職員たちからも相手にされなくなってしまった茉莉野は、そのときあることを思いつきました。

茉莉野が思いついた内容を偶然聞いてしまった今村さんは白井さんに報告に行きます。

その内容とは図書館内で飲食物を許可する、というものだったのです。

34話:公務員白書 3年版

図書館内での飲食について、茉莉野は館長に早速提案しました。

館長は特に止めることなく了承してしまったのです!

その頃今村さんからの報告を受けた白井さんは大激怒してしていました。

図書館から借りた本であれば本がもし汚れても、借りた人が弁償できます。

しかし図書館内で飲食を許可した場合、汚してしまったりした際にトラブルの種になってしまうことが危惧されます。

館長に飲食物の話をした直後、角野さんがすぐさま反論しに行くとあっさりと飲食物の話が反故にされました。

話を聞いたチーフの吉沼さんは茉莉野を呼び出し、注意すると茉莉野は一瞬反省しますが、すぐに弁償係の白井さんのところに向かいました。

図書館にある本は税金で購入した本であり、利用者全員が等しく利用できる本です。

弁償するのもされるのも心苦しいと言うことを早瀬丸さんと白井さんが話していると、茉莉野が入り込んできました。

茉莉野は何年も非正規で働いている白井さんたちより、正規職員である自分の意見のほうが採用されるべき。

非正規職員が口を出すな、と暴言を吐くと、白井さんは茉莉野に島流しにされた自覚はあります?と反論!

茉莉野が気にしていることをズバズバと言うと、傍で聞いていた早瀬丸さんがとどめを刺してしまいました。

その後、早瀬丸さんは正しいことでもその正しさで相手を黙らせることは危険だと、白井さんに伝えました。

35話:プロが教えるお金の増やし方

白井さんたちが非正規職員だということが分かった石平くん。

実際のところ、給料はどうなのか、白井さんに聞くとド底辺かつ一人暮らしだと返答されます。

それ以外にも今村さんは実家暮らし、朝野さんや宮部さんは主婦だということが判明します。

白井さんの今の生活に不満はない、という言葉を聞いて石平くんはできれば楽しい人生を送りたいと思います。

今の内からお金をどうやって稼ぐか、その方法を図書館で調べてみると投資というコーナーにやってきました。

投資の本を読もうとしたとき、なんとページの中に1万円が挟まっていました!

すると脳内に天使の早瀬丸さんと悪魔の灰坂たちが現れ、この1万円をどうするか葛藤が始まります。

ついには子どもの石平くんまで現れて、最終的にはこのお金の持ち主が気になるということで決着がつきます。

結局石平くんはカウンターにいる早瀬丸さんにお金を届けました。

お金を届ける代わりに、どんな状態で1万円なんて大金を本の中に挟んだのか、その理由が知りたいと持ちかけます。

後日、早瀬丸さんは例の1万円の人の話をしてくれました。

忘れたのはご老人で、病院での待合中に呼ばれてしまい手持ちのお金を挟んだ、というオチでした。

36話:世界一美しい図書館

配架の作業をしている石平くんは本棚にある本の背表紙の文字が薄れていることに気が付きます。

そのことを早瀬丸さんに伝えると、日焼けだということが判明。

本の印刷は主に赤・青・黄色・黒の四色で構成されており、日の光によって黄色と赤は脱色しやすく、結果的に青と黒が残ってしまいます。

背表紙の文字が消えている本は、白井さんが修理を請け負っていました。

早速石平くんは借りた本を白井さんところに本を持っていき修理を頼むことに。

修理の仕方はいたってシンプルで、タイプライターで同じ大きさの文字を打って、貼るだけ、というものでした。

白井さんは石平くんが持ってきた本「美しい図書館」を一瞥し、こういう本に載っている図書館は使いやすさより見た目重視です。

そのため白井さんはあまり好きじゃありません。

結局こういうのが好きな人は「見た目がお綺麗な図書館」が好きなんであって普通の図書館は好きじゃない、と断言します。

本を修理しながら、白井さんは人のことも好きじゃないと、ぽつりとつぶやくと石平くんが「本が好きってことは人も好きじゃないの?」と言います。

本の中で実際にある場所に行くには色々と大変だけど、本なら手軽に知りたいことを知れます。

白井さんは大変な思いをして作った本をバカにされることが嫌いなだけで、実際には人が好きなのだと指摘。

それを聞いて白井さんは腑に落ちた表情を浮かべました。

37話:ゆるキャラ大図鑑

児童係で配架作業をしている時、壁に貼ってあるポスターに石平くんは興味を示しました。

羊のようなマスコットキャラクターで、石平くんは朝野さんにキャラクターについて尋ねました。

羊のマスコットキャラクターは「ほーんちゃん」と言います。

石平くんが気になっていたのはほーんちゃんの作者についてで、朝野さんが調べてくれることになりました。

翌日、石平くんが図書館に行くと朝野さんは早速ほーんちゃんの作者について教えてくれました。

ほーんちゃんは10年以上前、児童係の職員がおはなし会のために生み出したキャラクターでした。

すでに作者である職員は退職しており、これ以上はわかりませんがもっと詳しいことを聞きたいなら資料係の宮辺さんに聞くように教えてくれました。

早速石平くんは事務所に向かい、宮辺さんにほーんちゃんについて聞くことに。

ほーんちゃんは15年前に生み出されたキャラクターで、作者の職員自身は子どもができたことをきっかけに退職していました。

では現在図書館にあるチラシのほーんちゃんの作者は誰なのか、と聞くとその作者はなんと宮辺さんでした。

宮辺さんが退職した職員のほーんちゃんを宮辺さんなりに描いたものがチラシに採用されてしまい、現在に至ります。

ですが図書館内にはほかにも色々なタイプのほーんちゃんがおり、キラキラしたほーんちゃんを描いたのは白井さんだったのです。

そのことを指摘すると、白井さんは絵が描けるとバレるとタダ働きをさせられるから黙っていたのです。

それを聞いた石平くんはほーんちゃんをグッズ化すればいいのでは、と提案します。

しかしほーんちゃんには「職務著作」と呼ばれるもので、著作権は作者ではなく市役所や図書館にあります。

会社の命令で従業員が絵を描いた場合、特に誰が描いたか公表しないのであれば著作権は図書館などにあったのです。

グッズ販売するのであれば館長、もしくは本庁の許可が必要になってきます。

結局ほーんちゃんのグッズ化は諦めることになりました。

38話:恩讐(おんしゅう)の彼方に

図書館の仕事にも慣れて、楽しくなってきた石平くん。

ここで働き始めた理由を思い出し、早瀬丸さんに石平くんが図書館で働くきっかけになった本のページを破った人は誰なのか、ということを掘り返します。

教えることはできないと断り、どうしてそこまでして知りたいのか石平くんに尋ねます。

石平くんは見つけたら腹が立つから文句が言いたいというと、今でもそうしたのかと尋ねられて一瞬戸惑います。

今の石平くんは図書館で働いたことにより、利用者にもさまざまなタイプがいることを知っています。

それでも石平くん的には納得いかず、どうしたらいいか、と早瀬丸さんに尋ねると早瀬丸さん自身もその返答に困ってしまいました。

その日の帰り道、石平くんは仕事終わりの白井さんを捕まえました。

白井さんはいつも弁償を担当していますが、そういう時利用者についてどんな感情なのか聞くことに。

シンプルに怒っていると返すと、白井さんは小学生の頃に自作の妖怪図鑑を作成していたことを教えてくれました。

そのノリで利用者の中で最悪な人たちをまとめた「クソ利用者図鑑」で鬱憤を晴らしていたことが判明。

利用者の中には読み終えた本の最後のページにマークを付けたり、ページを折ったり様々です。

パターン化されたことにより、こういうタイプの利用者かと分析に繋がっていたのです。

そこまで話し、くそ利用者図鑑のことは忘れてほしいと懇願するも、興味を持ってしまった石平くんに結局貸すことになりました。

漫画「税金で買った本」次巻の展開予想

次回の「税金で買った本」の6巻(39話~46話)になります。

白井さんが作成した「クソ利用者図鑑」がどんなものか気になりますね。

5巻以降、その図鑑に載っている利用者が出てくるかもしれません。

従業員目線で描かれているため、珍妙なあだ名を付けられているかも・・・?

4巻では新キャラクーが出てきましたが、5巻でも新キャラクターが出てきそうな予感がします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

漫画「税金で買った本」5巻(31話~38話)のネタバレあらすじを紹介しました。

実際に読んだ感想としては、図書館職員の大半が非正規職員である事実に驚きました。

次巻である「税金で買った本」の6巻(39話~46話)では白井さんが作成した「クソ利用者図鑑」のりよしゃたちが登場すると予想しています。

今後「税金で買った本」の物語がどのような結末になるのか非常に楽しみですね♪

コメントを投稿する コメントフォームを閉じる

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です