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「プッチ神父はどうなったのか?」
「ラストのヒッチハイクシーンはなに?」
「一巡?パラレルワールド?」

ジョジョ6部の最終回・ラストが意味不明だという声が多いみたいですね。

そこでこの記事では、ジョジョ6部「ストーンオーシャン」の最後についてできるだけ分かりやすく解説していきます。

また、アニメを見ていた方も多いと思うので、原作漫画との違いがあるのかなども一緒に紹介していますので、気になる方はご覧ください!

ネタバレを含んでいるので、知りたくない方はお気をつけ下さい!

ジョジョ6部「ストーンオーシャン」の最後は?(ネタバレ注意)

まず、最初にジョジョ6部の最後についてできるだけ分かりやすく解説していきます。

  • プッチ神父が時の加速を始める
  • 宇宙が終焉を迎え「一巡後の世界」へ到達
  • プッチが死亡し、元の世界のパラレルワールドが誕生

プッチ神父が時の加速を始める

6部の最終話は、プッチ神父が時を加速させるところから始まります。

ケープ・カナベラル・ビジター・センターで徐倫や承太郎たちと戦っていたプッチ神父。

その過程で新たなスタンドを手にします。

その名も「メイド・イン・ヘブン

能力は「時を加速させる」というものでした。

この能力で、エンポリオ以外(徐倫、承太郎、アナスイ、エルメェスたち)を倒します。

宇宙が終焉を迎え「一巡後の世界」へ到達

残されたエンポリオは、海の中をイルカに乗って必死に逃亡。

やがて時の加速は限界に達し、宇宙の終焉を迎えます。

宇宙が終了した後は、また新たな宇宙が誕生し、前の宇宙と似たような歴史を展開していきます。

そして、この世界が俗に言う「一巡後の世界」です。

前の世界(徐倫や承太郎たちが生きていた世界)は終了し、新たな世界が誕生してしまったのでした。

次のシーンは「一巡後の世界」のグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所から始まります。

プッチは「一巡後の世界」が誕生した後も時の加速を続け、刑務所の時点で時の加速を停止させました。

なぜなら、「一巡」が完了する前に、因縁のあるエンポリオを葬り去っておく必要があったから。

「時の加速」を始めたのは、ケープ・カナベラル・ビジター・センターであり、一巡が完了するのもこの時点でした。

エンポリオが生きたまま「一巡」が完了してしまうと、「エンポリオは生き残る」という運命が決まってしまい「一巡後の世界」での懸念材料になります。

よって、一巡が完了する直前の刑務所で時の加速を停止させ、エンポリオを葬り去ろうと画策したのでした。

プッチが死亡し、元の世界のパラレルワールドが誕生

エンポリオを葬り去ろうとしたプッチでしたが、メイド・イン・ヘブンの「運命を変えられるのは、プッチのみ」という特性を利用され反撃されます。

本来は「エンポリオがプッチに反撃する」という運命は存在しませんでしたが、プッチの「運命を変える力」を利用することによってそれが可能となりました。

具体的には、頭付近に隠し持っていたウェザーのディスクを用意し、プッチに入れることで「ウェザー・リポート」の能力を得ます。

「ウェザー・リポート」は、エンポリオとプッチがいる部屋に純粋酸素を充満させました。

純粋酸素は人間にとって猛毒で、手足の先から麻痺し始めます。

いくら「時の加速」で高速移動が可能になっていようと関係ありません。

加速はあくまで「加速」であるため、動き始められなければ何もできないのです。

動けなくなったプッチは、「ウェザー・リポート」のラッシュでとどめを刺されてしまったのでした。

プッチが死亡すると、メイド・イン・ヘブンの能力解除され「時の加速」自体がなかったことになります。

よって、元の世界の「パラレルワールド」が誕生したのでした。

プッチに勝利し、唯一運命を変えることに成功したエンポリオは、元の世界の記憶を持ちながら、このパラレルワールドに到着しました。

到着した場所は、「時の加速」が起きる直前グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所でした。

この時点から、元の世界の徐倫やアナスイである、アイリーンアナキスたちとの人生がスタートするのでした。

複雑なのはアイリーンたちの名前です。

「時の加速」が始まる前の世界は確かにあったはずなので、徐倫たちの名前が変わっているのはおかしいんです。

おそらく、「この徐倫たちに似た人物たちは、元の当人たちではないんだよ」という荒木先生のメッセージなのでしょう。

ジョジョ6部の最終回はアニメと漫画で違いはある?

次にジョジョ6部の最後が「アニメ」と「漫画」でどんな違いがあるのか紹介したいと思います。

アニメと漫画の違い
  1. プッチを倒す時のエリンポスのセリフが追加
  2. 一巡後のエルメェスに名前がある
  3. エルディスのバッグにアクセサリーがついている
  4. アイリーンとエルディスのセリフが追加されている
  5. 車で走り去るシーンにF・Fが追加されている
  6. 車で走り去るシーンに虹がかかっている
  7. エンディングに1~6部のシルエット映像が使われている

①プッチを倒す時のエリンポスのセリフが追加

まず最初に挙げられるのは、エンポリオがプッチを撃破する際に発したセリフです。

アニメ版では、原作にはなかった下記のセリフが追加されていました。

僕一人じゃぁない、僕をここに送り込んだ徐倫お姉ちゃんの意志だ。

ウェザーも、F・F、エルメェス、アナスイ、そして承太郎さんもだ!

みんな未来なんか知らなくても覚悟があった!

覚悟ができていなかったのは、お前だ!プッチ!

引用:ジョジョの奇妙な冒険 ANIME ストーンオーシャン 38話 ホワット・ア・ワンダフル・ワールド 

この発言によって、下記のことが強調されています。

  • 徐倫たちの死は、決して無駄ではなかった
  • 本当に「覚悟」がなかったのは、プッチの方であった

②一巡後のエルメェスに名前がある

次に挙げられるのは、エルメェスの一巡後の名前です。

原作では、特に名前が明かされなかったエルメェスの代替人物。

アニメ版では、「エルディス」と明記されていました。

エンドロールで、「エルディス:前田睦心」と表記されていたため、驚かれた方は大勢いたのではないでしょうか?

③エルディスのバッグにアクセサリーがついている

次に挙げられるのは、エルディスのバッグについた雫のアクセサリーです。

原作では、バッグにアクセサリーなどはついていませんでしたが、アニメ版では、雫のアクセサリーがつけられていました。

エルメェスがバッグを持ち上げた際に光ったことから、「直後の雨」を予兆していたのではないでしょうか?

④アイリーンとエルディスのセリフが追加されている

次に挙げられるのは、アイリーンとエルディスの会話についてです。

原作では、特に会話をしなかった二人ですが、アニメ版では、下記のような会話をしていました。

アイリーン:「乗ってよ。あたしたちも助かる」

エルディス:「まあ、正直こっちもだ」

引用:ジョジョの奇妙な冒険 ANIME ストーンオーシャン 38話 ホワット・ア・ワンダフル・ワールド

原作では、他人感が強かった二人ですが、アニメ版では、より親近感がわく演出となっています。

きっと、元の世界のように親友の二人になるのでしょう。

⑤車で走り去るシーンにF・Fが追加されている

次に挙げられるのは、最後の車で走り去るシーンにF・Fが追加されていたことです。

原作では、徐倫・承太郎・エルメェス・アナスイ・ウェザーの順でイラストが描写されていましたが、F・Fのみが描写されていませんでした。

雨が降っていたため、この「」がF・Fを意味していたのかもしれませんが、アニメ版ではわかりやすいようにエルメェスとアナスイの間にF・Fが追加されていました。

F・Fファンにとっては、特にうれしいアニオリだったでしょう。

⑥車で走り去るシーンに虹がかかっている

次に挙げられるのは、同じく車で走り去るシーンにが追加されていたことです。

原作では雨の中車が走り去るシーンが描写されていましたが、アニメ版では奥の方に晴れ間が見えました。

ウェザーがヒッチハイクで乗車した直後に描かれていることから、ウェザーによる虹を描写しているのでしょう。

こっちの世界では「悪魔の虹」ではなく「明るい未来」を描写しているのではないでしょうか。

悪魔の虹
  • ウェザーのスタンドの能力「ヘビー・ウェザー」によって生み出される虹
  • 目にした生物をすべてカタツムリに変えてしまう
  • 通称「悪魔の虹」と呼ばれている。

⑦エンディングに1~6部のシルエット映像が使われている

最後に挙げられるのは、アニメならではのエンディング映像です。

エンディングで1部2部同様の「Round about」が流れる中、1~6部までのシルエット映像が流れました。

同時に、ジョースター家の血統を表す星マークも映っていたため、これまでのジョースター家の軌跡を描写していたのでしょう。

最後は、パラレルワールドのエンポリオに星マークが流れ着いたため、ジョースター家の「黄金の精神」は、エンポリオに受け継がれたということなのでしょう。

黄金の精神
  • ジョースター家に代々受け継がれる正義の精神
  • エンポリオが最終決戦で「真の正義」を主張
  • 「黄金の精神」はエンポリオに受け継がれた

【ジョジョ6部最終回後】徐倫やエンポリオはどうなった?(ネタバレ注意)

次に、6部最終回後の徐倫やエンポリオたちの動向についてみていきましょう。

エンポリオ以外は存在自体がなくなった

運命に打ち勝つことができたエンポリオ以外の人たちは、その存在自体なかったものとなってしまいました。

エンポリオがプッチを倒したことで、メイド・イン・ヘブンは解除。

「時の加速」自体なかったものとなります。

メイド・イン・ヘブンの能力が、「時を加速させる」というものだったため

つまり、徐倫や承太郎たちがプッチと戦う運命もなかったことになるのです。

よって、プッチとは戦わない運命にある、アイリーンアナキスたちが誕生したのでした。

承太郎は、最終シーンで代替人物が登場していません。

条件は徐倫たちと一緒であるため、同じく別人に切り替わっているはずです。

エンポリオのみ生きている可能性あり

一方で唯一、運命に打ち勝つことができたエンポリオ。

同一人物としてパラレルワールドの世界へも生き延びています。

同じくパラレルワールドの世界である7部8部には登場しなかったため、9部に登場してくる可能性は十分あるでしょう。

知っておきたい

7部8部は、1~4部のパラレルワールドとして描かれていた。

7部第1部のパラレルワールド
8部第2~第4部のパラレルワールド
9部5~第6部のパラレルワールド?

エンポリオがいるパラレルワールドが、7部以降と同様の世界である確証はありませんが…

地理的には、6部のフロリダと9部のハワイで近いですし、ぜひ登場してほしいですね!

まとめ

ジョジョの奇妙な冒険 第6部「ストーンオーシャン」の最後がどうなったのか?

という疑問が少しでも解決できていれば幸いです。

ジョジョ6部で「一巡前」と「一巡後」に分かれる分岐点になります。

複雑なストーリーなので何度も読んで、あなたなりの考察を考えてみて下さい!

最後まで読んでいただきあとうございました。

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