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いよいよスタートしたジョジョ9部「ジョジョランズ」

第1巻から話題沸騰中です!

それも当然です!

ジョジョ屈指の人気キャラ“岸部露伴”が登場したのですから!

大きな話題となっていますね。

ここに来て、なぜ岸部露伴が登場することになったのかを考察していきます。

【ジョジョ9部】岸辺露伴の登場シーン

ジョジョランズに岸部露伴が登場したのは物語序盤です。

主人公であるジョディオ・ジョースター達がオアフ島にあるブティック「アイコアイコ」のオーナー兼デザイナーである「メリルメイ」からハワイ島を訪れたとある日本人が持っている時価総額600万ドルのダイヤモンドを盗むよう依頼されるという流れでジョジョランズの物語は幕を開けます。

この、時価総額600万円のダイヤモンドを持っている日本人というのが岸部露伴その人なのでした。

岸部露伴はこの時ハワイ島にある別荘を訪れており、ここで休養していたところにダイヤを盗むために乗り込んだジョディオ・ジョースター達と遭遇、といった形で登場することになります。

【考察】ジョジョランズになぜ岸辺露伴が出てきた?

ここからはなぜジョジョランズに消え伊部露伴が出てきたのかを考察していくことにします。

まず、大前提として、荒木飛呂彦先生は作品を描くうえで最も大事にしているのはキャラクターだと断言しています。

新たなキャラクターを生み出す際は、60項目にも渡る「身上調査書」を作成しています。

この身上調査所はジョジョの展覧会として、各地で開催していた「ジョジョ展」でも展示されていました。

そんな荒木先生がただの思い付きで岸部露伴を登場させるとは思えません。

9部の岸部露伴の登場は、何かしらの意図があるとみて間違いないでしょう。

考察
  • 登場の仕方がこれまでの類似キャラクターとは明らかに異なる
  • ファンサービスとして登場させた
  • 岸辺露伴のキャラ設定
  • 荒木先生のお気に入りキャラであること
  • ダイヤモンド

登場の仕方がこれまでの類似キャラクターとは明らかに異なる

まず、ジョジョランズの岸部露伴の登場の仕方は、これまでの類似キャラクターと比較しても異質なものでした。

ジョジョは第1部から現在連載しているThe JOJOLandsまで9部構成になっているのですが、物語の繋がりとしては第6部と第7部以降とは別物という扱いになっています。

第6部において、ラスボスであるプッチ神父が発動したスタンド「メイドイン・ヘヴン」によって宇宙が一巡してしまいました。

第7部以降は第6部とは別世界(パラレルワールド)での出来事という扱いになっています。

類似キャラクターの例を挙げると、

第2部に登場「シーザー・A・ツェペリ」と同じツェペリという名前を関する「ジャイロ・ツェペリ」というキャラクターが第7部「スティール・ボール・ラン」に登場。

しかし、見た目は全く異なっています。

また、第8部「ジョジョリオン」の主人公の名前は第4部の主人公と同じ「ひがしかたじょうすけ」ですが、漢字が違いますし、容姿も大きく異なります。

ところが、岸部露伴は名前・容姿・職業・スタンドすべてが第4部とほぼ同じという設定で登場したのです。

同性同名だけならば第8部に「吉良吉影」が登場しましたが、吉良吉影も見た目・職業・性格は大きく異なっていました。

現時点では序盤に登場、ジョディオ達とバトルをして一度退場していますが、恐らくこれで完全に退場とはならないでしょう。

ファンサービスとして登場させた

岸辺露伴を登場させた理由の一つとして考えられるのは「ファンサービス」としての登場です。

考察した理由としては、ファンの間でThe JOJOLandsが荒木先生にとって最後の長編作品になるのではないかという噂が立っているからです。

荒木先生は「第9部までは構想がある」と語ったことがあり、このジョジョランズはちょうど第9部に当たります。

また、第8部である「ジョジョリオン」は実に10年もの長期連載となりました。

荒木先生は見た目と実年齢が一致しない漫画家として有名ですが、すでに還暦を超えておられるので、仮にジョジョランズがジョジョリオンと同じく10年連載となれば、荒木先生の年齢は70歳を超えることとなり、ここからさらに長期連載をするのは実質厳しいでしょう。

最後の作品にこれまで長きに渡って応援してくれたファンに向けてのファンサービスとして、絶大な人気を誇る岸辺露伴を登場させるというのは自然な流れといえるのではないでしょうか。

また、岸部露伴がジョジョランズに登場したタイミングは、ちょうど「岸部露伴 ルーブルに行く」の実写映画が公開されたタイミングであり、ファンサービスとして登場させるにはベストなタイミングでした。

岸辺露伴のキャラ設定

二つ目に、岸部露伴というキャラクター自身が色々な作品に登場させるのにうってつけだったというのもジョジョランズに登場した理由として考えられます。

岸部露伴の職業は漫画家で、実際の漫画家も作品をより良いものにするためにさまざまな場所を取材します。

したがって、岸部露伴が全世界を飛び回っていても何ら不思議ではありません。

また、岸部露伴は作品にリアリティを求め、どんな事でも自分で体験しなければ気が済まないという性格をしています。

岸辺露伴の性格もまた、様々な作品に登場させるのにこの上なくマッチしているといえるでしょう。

ジョジョに登場したキャラクターの中で長期的にスピンオフ作品が連載されているのは岸部露伴ただ1人です。

荒木先生のお気に入りキャラであること

様々な作品に登場していることからも分かる通り、岸部露伴は荒木先生のお気に入りキャラであることは間違いありません。

それは岸部露伴のことを「漫画家として理想の人物」と評していることからも明らかです。

お気に入りの岸部露伴を自身の代表作であるジョジョに登場させたいと思い、登場させたというのも納得できる理由といえるでしょう。

ダイヤモンド

これは深読みしすぎなのかもしれませんが、考察を考えていてどうしても気になってしまったのが、「ダイヤモンド」という単語です。

岸部露伴がジョディオ・ジョースター達の襲撃を受けたのはダイヤモンドを所有していたからです。

このダイヤモンドに関しては、岸部露伴自身が「それを持つと危険なことになる」と警告していて、ジョディオ・ジョースターと一緒に岸部露伴を襲撃した「ドラゴナ・ジョースター」がダイヤモンドを持とうとすると、持ち上げることができなかったなど、何かと謎の多いアイテムです。

「大富豪になる」というジョディオ・ジョースターの最終目標を考慮しても、ダイヤモンドはジョジョランズにおいてキーアイテムのひとつになっていることは間違いないでしょう。

ダイヤモンドは宝石として綺麗なものというイメージしか持っていない人も多いですが、実はその裏では「紛争ダイヤモンド」「血塗られたダイヤモンド」などといった単語があるほど、人の欲と密接な関係にあるアイテムでもあるのです。

このような側面を何かしらの形で表現しようとしているのではと思っています。

そして、岸部露伴が初めて作品に登場した第4部のサブタイトルは、「ダイヤモンドは砕けない」です。

これは偶然の一致ではないと思ってしまうのは考えすぎでしょうか。

【考察】ジョジョランズの今後の展開は?

荒木先生は途中で設定を大幅に変えることも多々あるので、今後どうなるかは分かりません。

しかし、現時点で先ほど紹介した「ダイヤモンド」が重要なアイテムであることは間違いなさそうです。

そしてもうひとつ大事なキーアイテムが「溶岩」で、岸部露伴は別荘で休養するのと同時に、この溶岩について何かしら調べるためにハワイを訪れたと考えられます。

第4部において、岸部露伴は一度退場して再登場し、その後吉良吉影を倒すために仲間となりました。

繰り返しになりますが、岸部露伴ほどのキャラクターを第4部とほぼ同じ設定で登場させておいてこのまま出てこないというのはちょっと考えられません。

溶岩はジョディオ・ジョースターに託していますが、岸部露伴自身も溶岩について独自に調査をし、何かしら発見したり秘密を暴いたりした際には再びジョディオ達とコンタクトを取るために再登場するのではと思っています。

岸部露伴のプロフィール

岸部露伴がジョジョランズに登場した理由について考察する前に、岸部露伴という人物について紹介することにしましょう。

岸部露伴を「知っているわっ」という人は、考察部分まで飛ばしてください!

岸部露伴のプロフィールは以下の通りです。

名前岸辺露伴
年齢20歳(初登場時1999年)
職業漫画家
代表作品ピンクタークの少年
大切なもの家族 (※ウソ)
彼にとってマンガ以上に大切なものなど何もない。
作品のためなら全てを犠牲にしても全然心など痛まないし、
ひとりでいることに孤独だなどと感じたことはない。
住居杜王町新名所 『岸辺露伴の家』
7LDK+屋根裏部屋 敷地103坪
※実際行くと居留守を使われる

岸辺露伴の初登場は?

岸部露伴の初登場は第4部「ダイヤモンドは砕けない」の「漫画家のうちに遊びに行こうその①」です。

4部の主人公クラスのキャラの1人である広瀬康一が岸部露伴が自分が住んでいるM県杜王町に滞在していることを知り、サインをもらおうと岸部露伴の自宅を訪れたといった流れで西部露伴が登場します。

最終的に主人公である空条仗助や虹村億安と戦うことになってしまいます。

仗助とは仗助が岸部露伴から小遣いを巻き上げることを目的としたチンチロリン対決で再び相まみえることとなります。

最終的に家が火事となって修繕費に700万円 かかってしまうという散々な目に遭わされることとなりました。

仗助たちとの関係は最悪といってもよいでしょう。

しかしのちに「ハイウェイ・スター」と対決した際、仗助が危険を冒して露伴のことを助けに来ます。

その際、露伴は仗助に対して「戦いに巻き込みたくなかったのに逆の行動をとるお前のことが大嫌いだ!」と本音を明かしたのでした。

このことから、仗助と露伴は性格的に合わないというだけで、相手に対して「不幸になればよい」といったクラスで嫌いあっているというわけではなさそうです。

というより、嫌っているのは露伴だけで、仗助は露伴のことを嫌いというわけではないのでしょう。

岸辺露伴の性格

岸辺露伴の性格を一言で表すと「我儘なオレ様キャラ」です。

言葉の節々から「自分が一番優れている」という性格がにじみ出ていますし、他人を見下すような一言も平気で言ってのけます。

しかし、漫画に対する情熱と探求心は誰よりも高く、とにかくリアリティを作品内に求めているので、どんなことでも作品のためなら自分の身体を使って体験することを信念としています。

傲慢な性格も、自分が漫画を描くために誰よりも努力しているという自負があるからなのでしょう。

しかし、そんな岸部露伴も子供のころ親しく接してくれた「杉本鈴美」に対しては、特別な感情を抱いており、成仏することになった際には「寂しい」「本当は行ってほしくない」と、普通ならとても言わないような本音を吐露していました。

※杉本鈴美は、4部のボスである吉良吉影に殺されていて、幽霊として登場

ジョジョ最大の特徴「スタンド」について

ジョジョシリーズ最大の醍醐味は何といっても「スタンドバトル」でしょう。

スタンドの定義は物語によって微妙に変化しているのですが、すべてに共通しているのは「パワーを具現化したものである」という点です。

「超能力を実体化したもの」といえば分かりやすいでしょうか。

ジョジョは言うなれば「超能力バトル」であり、スタンドが発する超能力によって相手を攻撃します。

「時を止める」「物体を柔らかくする」「物体に生命を与える」など様々な能力があります。

基本的に持てる能力は1つだけというルールがあり、この1つしかない能力をお互い最大限に生かして戦う…というのがジョジョにおけるバトル最大の特徴です。

バトルもの漫画というのは圧倒的なパワーを持つ強大な敵を主人公がさらに圧倒的な力によって倒す…

といった流れが基本になりますが、これを繰り返していると「パワーのインフレ」が起きてしまいます。

最たる例がドラゴンボールではないでしょうか。

最初は運動能力に優れた人間同士の戦いだったのが、「かめはめ波」という飛び道具が登場、さらに空を自由に飛べる舞空術も登場し、だんだんと人間離れするようになります。

最終的には地球はおろか太陽系を破壊するほどの威力を持つ飛ぶ道具を放つようになってしまいました。

しかし、ジョジョでは力ではなく「スタンド」という能力を自分の得意な条件に持ち込んで最大限活用するという戦い方にすることで、力ではなく知恵や工夫、そして何よりスタンドを扱う人間の精神力によって強大な能力を持つ相手を倒すことができます。

ジョジョの奇妙な冒険には熱狂的なファンが多いですが、スタンドバトルがほかのバトル漫画にはない異質の戦いになっていることがファンを強く引き付ける大きな要因となっていることは間違いありません。

岸辺露伴のスタンドは?

岸辺露伴のスタンドの概要は以下の通りです。

スタンド名ヘブンズ・ドアー
破壊力D
スピードB
射程距離B
精密動作性C
成長率A
能力人間を本に変える
発動条件相手が射程距離内に入る
スタンドタイプ近距離パワー型

スタンドの発動条件は当初「露伴の生原稿を対象者が一番最初に読んで面白いと感じた時」とかなり限定的な条件でした。

しかし、物語最終的にはそういった条件は関係なく、射程距離に入った相手には容赦なく発動できるようになっています。

これが成長率がAとなっている大きな理由でしょう。

また対象者も人間や幽霊等ある程度自我を持っているものだけだったのが、スピンオフ作品「岸部露伴は動かない」ではなんとフライドチキンを本に変えてしまえるようになっています。

スタンドタイプは近距離パワー型となっていますが、本に変える能力にパワーを全振りしているため、相手を殴って倒すことはできません。

最強格のスタンド?

ジョジョ好きの間でよく議論になるのが「最強のスタンドは何?」というテーマです。

環境によってその効果が一変することスタンドが多いため、このテーマは身もふたもないことを言えば答えが永遠に出ない不毛な議論になってしまうのですが、自分の推しスタンドがいかに強力化を語っている瞬間はたまらなく高揚します。

最強と言われているスタンドは沢山ありますが、実はヘブンズ・ドアーもまた、最強として名前が挙がるスタンドのひとつです。

まず、何といっても「本に変える」という能力が唯一無二であり、さらに強力無比であるというのが多くの人が最強候補に挙げる大きな理由となっています。

ヘブンズ・ドアーで相手を本に変えると、相手の力を大きく削ぐことができます。

本に変えられた相手は立ち上がることもままならず、地面に這いつくばることくらいしかできません。

いかに強大な能力を持つ相手と対峙しても、本体が無力になってしまえばその能力を発動することができなくなります。

さらにヘブンズ・ドアーで本になった相手のページには自由に命令を書き込むことができます。

この命令は物理的にあり得ないことを書き込んでも発動するので、「後ろに吹っ飛ぶ」というような通常起こらないような動作を書き込んでも問題なく発動します。

理論的に言えば「○○は死ぬ」と書けば相手を一発で死に追いやることも可能ですが、露伴自身が非人道的な使い方をする人物ではなかったため、ここまでの力があるかどうかは不明です。

相手の自由を奪い、相手を意のままに操ることができるというだけでも強力な能力であることがわかるでしょう。

明確な弱点がある

最強格と呼ばれるヘブンズ・ドアーには明確な弱点があります。

それは、「本体に触れなければ発動できない」という点です。

スタンドには本体が目視できないような位置に離れていても相手を攻撃できる、「遠隔操作型」と呼ばれるものがあります。

スタンド自体にパワーがなく、本体に直接触れなければ発動できないヘブンズ・ドアーと遠隔操作型スタンドとの相性は最悪。

実際に第4部で岸部露伴が対峙したスタンドは「ハイウェイ・スター」「キラークィーン・バイツァ・ダスト」。

スタンド自体が自我を持って好き勝手行動する「チープ・トリック」と遠隔操作型のスタンドばかりでした。

まとめ

考察
  • 一巡(パラレルワールド)が関係しているのでは?
  • ファンサービスとして登場させた可能性
  • 岸辺露伴の職業(漫画家)が使いやすい
  • 荒木先生のお気に入りキャラだから
  • 4部ダイヤモンドは砕けないとの関連性

ジョジョランズになぜ岸辺露伴が登場したのか解説・考察してみました。

あなたはどう思いましたか?

これからのジョジョランズも楽しみですね!

今後の展開に注目していきましょう。

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