ジョジョの奇妙な冒険の最大の特徴・魅力と言えば、なんでしょうか?
色んな意見があると思いますが、ジョジョの奇妙な冒険の最大の特徴・魅力と言えば、キャラクターが繰り出すスタンドとその能力ではないでしょうか。
「時を止める能力」や「空間をえぐる能力」「生命を与える能力」などの反則級の能力から「言いたいことの反対のことを言わせる能力」や「本人が死んでから発動する能力」など”えっ”と思う能力まで様々あります。
これまでの第3部から第8部まで様々なスタンドと能力があり、それらを駆使して行う戦闘はとてもおもしろいですよね。
最新作である第9部「ジョジョランズ」でも個性的なスタンド能力を使ったバトルが繰り広げられています。
そこで今回は、ジョジョランズに登場したスタンドと分かっている範囲の能力について詳しく解説していこうと思います!
目次
【ジョジョランズ】主人公「ジョディオ・ジョースター/ノーヴェンバー・レイン(11月の雨)」
キャラ名 | ジョディオ・ジョースター |
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スタンド名 | ノーヴェンバー・レイン (11月の雨) |
能 力 | 重さのある雨を降らせる |
性 別 | 男性 |
年 齢 | 15歳 |
家 族 | 母:バーバラ・アン・ジョースター 兄:ドラゴナ・ジョースター |
性 格 | 清々しい悪党でありながら気高い精神も持っている |
仕 事 | 学生(違法薬物の密輸) |
ジョジョランズの主人公「ジョディオ・ジョースター」。
現時点で分かっている目的・目標は「大富豪になること」。
しかし、これはジョディオの最終目標を達成するための通過点にすぎません。
ジョディオ・ジョースターの目的
ジョディオ・ジョースターの最終目標は、世の中の「仕組み(メカニズム)」を知ることです。
「大富豪」と「世の中の仕組み」になんの関係性があるのだろうか?
と疑問に感じる人もいるかもしれません。
一例を挙げると、「マイクロソフト」「Google」「Apple」「スターバックス」「Facebook」「NETFILX」などの創業者(大富豪)の意見をアメリカ政府が無視すれば、アメリカ経済が大打撃を受けることは必至です。
このように現実世界でも「仕組み(メカニズム)」を知りたければ大富豪になるのが最も確実で手っ取り早い手段といえます。
15歳でこのことに気づき、実行しようとしているジョディオはとても冷静に世の中を見ているのです。
ジョディオ・ジョースターのスタンド能力
そんなジョディオのスタンド名は「ノーヴェンバー・レイン(11月の雨)」。
スタンド能力は簡単に言えば「重さのある雨を降らせる」という能力です。
第1話で早速スタンドを発動させていて、その際にはジョディオ達に絡んできた悪徳警官たちをスタンドの雨によって気絶させています。
その時の描写を見る限りでは複数の相手に攻撃可能な能力のようです。
更に麻薬の袋だけを狙う、カーペットに雨水を染み込ませてその下にあるコンクリートに穴をあけて落とし穴を作るなど、精密性だけではなく応用力もかなり効きそうな能力といえるでしょう。
スタンドヴィジョンは傘の骨組みを模したようなものとなっています。
これまで
- スタープラチナ
- クレイジーダイヤモンド
- ゴールドエクスペリエンス
- ストーンフリー
- ソフト&ウェット
とすべて人型のスタンドでした。
しかし、今回初めて人型ではないスタンドとなっています。
射程距離は正確に作中で明かされてはいませんが、岸部露伴とのバトルでプールサイドや室内を飴で濡らすことが可能であるため、射程距離は数メートルといったところでしょう。
ジョディオは第5部の主人公ジョルノ・ジョバーナに似ているって声が多いね!
【ジョジョランズ】ドラゴナ・ジョースター/スムース・オペレイターズ
キャラ名 | ドラゴナ・ジョースター |
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スタンド名 | スムース・オペレイターズ |
能 力 | 物体をスライドさせる |
性 別 | 男性 |
年 齢 | 18歳 |
家 族 | 母:バーバラ・アン・ジョースター 弟:ジョディオ・ジョースター |
性 格 | 穏やかで怒っても口汚くなることはない |
仕 事 | ファッションブティック店「アイコアイコ」の店員 |
本作の主人公ジョディオの兄である「ドラゴナ・ジョースター」。
また、一緒に違法な仕事を行うチームの一員でもあります。
ドラゴナ・ジョースターとは?
女性のような見た目をしていますが、戸籍上は男性となっています。
今のところ性転換手術を受けているといった描写も文言もないので、「ニューハーフ」という扱いです。
胸は美容注射によって膨らませていると作中で語られていました。
見た目だけではなく性格もとても穏やか。
たとえ怒った時でも口汚くなることはありません。
ジョディオとドラゴナはとても仲が良く、ドラゴナは少しブラコンの気もあるほどです。
ジョディオもブラコンほどではないものの、ドラゴナが警察にセクハラされたとき、激怒してボコボコにしていました。
仕事はファッションブティック店「アイコアイコ」も店員。
また、同時にジョディオと共に危険薬物を運ぶという危険な仕事も請け負っています。
ドラゴナ・ジョースターのスタンド能力
ドラゴナのスタンドは「スムース・オペレイターズ」。
見た目は鳥のような頭部(「チョコボール」のキョロちゃんに似ている)に手が付いていて、脚部は戦車のキャタピラのようになっています。
スムース・オペレイターの能力は、「物体をスライドさせる」というもの。
スタンドがスライドさせるものを手で掴み、動かすことでそのものを実際に移動させることができます。
作中では、「ナンバープレート」や「金庫のガキ(錠)」などの無機物から、ドラゴナ自身の指も移動させていました。
力はとても弱く、複数存在するスタンドで重いものを動かす際は時間がかかります。
しかし、カギをスライドさせれば簡単に開錠できますし、カード偽装なども可能であるため、危険な任務を遂行するのに非常に適した能力であることは間違いありません。
【ジョジョランズ】パコ・ラプランテス/THEハッスル
キャラ名 | パコ・ラプランテス |
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スタンド名 | THEハッスル |
能 力 | 筋肉で物を掴める |
性 別 | 男性 |
年 齢 | 19歳(高校生) |
家 族 | 不明(父親は居るが険悪) |
性 格 | 窃盗することに何の躊躇もないが純粋な一面も |
仕 事 | ギャング |
パコ・ラプランテスはジョディオが任務を遂行するチームの一員。
19歳でありながら高校生という設定。
※引きこもっていたので、留年している
父親からのDVが原因で左耳を食い千切られたという経緯があります。
パコが引きこもってしまったのは家庭環境も大きく影響しているのでしょう。
パコ・ラプランテスとは?
パコには社会生活を送るうえで致命的な悪癖があります。
それは「盗み癖」があることです。
手癖の悪さも家庭環境の悪さが原因だろうね。
パコはスリや窃盗など金品を盗むことに何の罪悪感も感じていないらしく、ジョディオの兄が働いている「アイコアイコ」で息をするように商品を盗もうとしていました。
(ドラゴナに見つかって断念しましたが。)
パコの家庭は非常に貧しかったので、幼いころから盗みを働かなければ生きていけなかったのでしょう。
とはいえ、ゲーム感覚で盗みを働くのはそれを考慮しても許せるものではありません。
ジョディオも「泥棒のゲズ野郎」という評価を下しています。
手癖のあるどうしようもないパコですが、性格まで腐ってはいないようで、アイコアイコの商品を盗んでいることが見つかった時は素直に謝っています。
パコ・ラプランテスのスタンド能力
そんなパコのスウタンドは「THE ハッスル」という名前です。
発達しているパコ自身の筋肉を変形させ、筋肉で物を掴むことができるという能力で、全身が手になると認識してもらえばよいでしょう。
今のところスタンドビジョンは出現していないため、どのようなビジュアルなのかは分かりません。
掴む力はとても強く、例えば背中の筋肉を使ってパコ自身の体を天井に張り付けさせることができます。
全身が手になるというスリにとっては夢のようなスタンド。
当然、盗みを働く際にスタンドを最大限活用しますが、戦闘の際にも空間すべてを行動範囲にできるため、なかなか強力なスタンドであるといえるでしょう。
【ジョジョランズ】ウサギ・アロハオエ/THEMATTEKUDASAI
キャラ名 | ウサギ・アロハオエ |
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スタンド名 | THE MATTEKUDASAI |
能 力 | 誰かが願ったものに変身できる |
性 別 | 男性 |
年 齢 | 17歳 |
家 族 | 母親 (父親は交通事故で死亡) |
性 格 | お調子者 一言でいえば「チャラ男」 |
仕 事 | 学生なので仕事はしていない模様 |
ウサギ・アロハオエもジョディオが任務を遂行するチームの一員。
全身タイツ姿というなかなかに奇抜な格好。
第5部のセッコ。第6部のラング・ラングラー。
などジョジョでは似たような格好のキャラが登場するので、ジョジョファンはもう慣れてしまっていることでしょう。
ウサギ・アロハオエとは?
ウサギの名前「アロハオエ」は、ハワイの第8代女王であるリリウオカラニという人物によって作られた楽曲でハワイの代表曲として広く親しまれています。
アロハ・オエには「我が愛をあなたに」という意味と、「さようなら」という2つの意味があります。
個人的にはどうしても二つ目の「さようなら」に反応してしまう…
家族構成に関しては第8話で判明しており、お父さんは建築現場で働いていましたがバスに轢かれて死亡。
母親はその保険金を受け取って裕福な生活をしているらしく、ウサギ自身もお金にはそこまで困っていないと考えられます。
語尾に「~っス」をつけることからも分かるように、コミュ力の高いお調子者。
一言でいえば「チャラ男」といった感じの性格で、ルックスもそれなりに整っているということもあり、女性の扱いは手馴れていそうです。
ジョディオのチームに後から加入したのですが、その日にドラゴナのことを気に入ったらしく、「ピンクちゃん」という変なあだ名をつけています。(ドラゴナは男性なのですが…)
時間にルーズだったりするなどかなりいい加減な性格ですが、敵からの攻撃を冷静に分析、冷静に対処するなどただのお調子者ではないという一面も見受けられます。
とはいえ、特に功労もなく育ってきたことが行動からにじみ出ていることは確かで、複雑な家庭環境で育ってきたパコとは現時点では犬猿の仲であり、事あるごとに衝突しているのが現状です。
第5部でいえばジョルノとアバッキオのような関係性といえるでしょう。
ウサギ・アロハオエのスタンド能力
ウサギのスタンド名は「THE MATTEKUDASAI」。
サイズは手のひらに乗るぐらいで、全身は鳥型のロボットのようなフォルムをしています。
そして「ニュウゥゥン」という独特な鳴き声を発するという特徴があります。
「誰かが望んだものに変身できる」というスタンド能力。
「この世の中に実在するもの」「ウサギ本人の願いは叶えられない」といった条件をクリアすれば、今のところのようなものは出されていません。
「誰かが望んだものを」という縛りがあります。
アロハ・オエの意味の一つである「我が愛をあなたに」を体現しているといえるでしょう。
作中では監視カメラに変身して敵を欺いたり、ネットに変身して敵スタンドを捕らえたりするなど要所で大活躍しています。
今のところ、ウサギ本人よりも大きなものには変身していません。
例えば、車や飛行機など人間よりも大きなものに変身できるのか?動物にも変身できるのか?といったいくつかの謎は残っているものの、非常に強力なスタンドであることには変わりありません。
【ジョジョランズ】岸辺露伴/ヘヴンズ・ドアー
キャラ名 | 岸辺露伴 |
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スタンド名 | ヘヴンズ・ドアー |
能 力 | 対象を本に変える |
性 別 | 男性 |
年 齢 | 本部では不明 (第4部では1999年時点で20歳) |
家 族 | 不明 |
性 格 | 傲慢な俺様キャラ |
仕 事 | 漫画家 |
ジョディオチームの最初の任務のターゲットとなったのが岸辺露伴です。
岸辺露伴はジョジョのあらゆる登場キャラのなかでも屈指の人気キャラで、現時点でスピンオフ連載が組まれている唯一のキャラとなっています。
岸辺露伴が本編に再登場した事にファンは大いに驚きました。
彼が持っている時価総額600万ドルの”ダイヤモンド”を盗むという任務から、物語は本格的にスタートします。
彼が所有していた「ダイヤモンド」そして「溶岩」には謎が多く、岸辺露伴は間違いなく物語のキーパーソンとなるキャラです。
一度退場しましたが、近い将来再び登場すると予測されます。
これまで第4部の岸辺露伴と同様に「自分が最も優れている」といった性格です。
しかし、「第4部」と「岸辺露伴は動かない」の露伴が若干異なっているのと同様に「ジョジョランズ」の露伴の性格も若干異なっています。
ジョジョランズの岸部露伴は「岸辺露伴は動かない」の露伴よりもさらに大人びた性格となっていて、相手を挑発したり嘲笑するといった言動はあまり見られません。
また、ジョディオのことを「面白いやつだ」と認め、自身が追っている謎について情報を共有するといった行動はこれまでの露伴からは考えられない行動です。
スタンドはジョジョファンにはおなじみ「ヘヴンズ・ドアー」。
対象者を本に変えるという能力も第4部と変わりありません。
本に変えられた人物は身動きもできないほど無力化してしまう上に、露伴自身が自由に命令を書き込むことができるということも相まって、最強クラスのスタンドという評価をされています。
味方になって一緒に行動するのか、それとも別行動で謎を解いていくのか、露伴のこれからの行動に要注目だ!
【ジョジョランズ】ワイルド・キャット・サイズ/キャットサイズ
キャラ名 | ワイルド・キャット・サイズ (3匹の猫) |
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スタンド名 | キャットサイズ |
能 力 | 体毛をワイヤーのように変化させる |
性 別 | 不明 |
年 齢 | 不明 |
家 族 | 不明 |
性 格 | 知能は高いようだ |
仕 事 | ジョディオたちの監視? |
岸辺露伴の別荘に居た猫が実はスタンド使いでした。
別荘に住んでいるただの野良猫だと思っていたのですが、ジョディオ達が露伴から「ダイヤモンド」と「溶岩」を譲り受け、フアラライ山を通過する際に突然ジョディオ達を襲撃します。
猫は3体でスタンドを駆使しながらジョディオ達を追い詰めますが、最後はウサギのスタンド「THE MATTEKUDASAI」によって捕縛され、辛くもジョディオ・ジョースター達は勝利しました。
猫たちの名前やスタンドは単行本第2巻で判明しています。
猫の名前は「ワイルド・キャット・サイズ」。
スタンド名は「ワイルドキャット」です。
尻尾から飛ばした体毛が風に触れるとワイヤーのように変化し、トラップとなります。
そのトラップに相手が触れると巻き付いて縛り上げるといった能力です。
パワーはワイヤー一本でジョディオを簡単に持ち上げますし、喉に絡まると窒息させるくらいの力で締め上げるので、本体から考えればかなり強いパワーを持っているといえるでしょう。
猫のスタンドといえば、第4部の「ストレイキャット」を思い浮かべるよね。
猫たちの行動からジョディオ・ジョースター達を監視していたことは間違いありませんが、猫たちにジョディオ・ジョースターを監視させたのは誰なのかはこれから分かることになるのでしょう。
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